令和6年6月 今月のことば
今月の2日、「ようぼく一斉活動日」という行事が開催された。
これは、教祖140年祭の執行にむけて3年間(三年千日)に
5回開催される行事で、今回は、2回目の開催だった。
内容は、本部よりのビデオメッセージに加えて、
地域の支部ごとで考える「自主プログラム」で構成されている。
今回の自主プログラムは動画視聴で、「LEDの心」と題して
本部員の吉川万寿彦先生の講話を聴き
その内容についてお隣通しペアになって振り返り、話し合うというものだった。
このタイトルからは、どんな話なのか想像が出来ない。
参加者もきっと驚いたことだと思う。
LEDの心YouTube配信されており、どなたでも視聴できる。
QRコードを付しておくので、ぜひ視聴頂きたい。
長信分教会HPにもリンクを付しておきます。
(以下「」内は、動画より抜粋)
さて、お話の中で
「なぜ身上(病気)、事情(トラブルなど)は起きるの?それはあなたが『必要だから』です。たとえば、暑くなってきたので、扇風機を使用します。使う前にお掃除をします。なぜでしょうか?それは、『使いたいから』です。扇風機が壊れてしまいました。修理をします。なぜ、修理するんですか?それは、『使いたいから』です。『おたすけ』に必要だから、使いたいから、身上・事情に知らせてくださるのです。
二代真柱様は、教祖は、人々が『心の入れ替え』を繰り返して、『陽気な人間となるように』その方法をお教え下された。陽気ぐらしを目指して、心の階段を一段一段と昇っていく。その道中に、様々な試練を下さる。陽気ぐらしを目指して『おたすけ』させて頂くためには、『おたすけ』に使って頂くための心作りが重要なのです。心のリニューアルが必要なんです。では、どのような心なのか?それは、『LEDの心』なんです。」
「私は、阪神タイガースのファンなんです。」といって、
阪神甲子園球場リニューアル工事の話をされた。
その工事の一つは、球場の耐震工事で、もう一つは照明がLEDになったことだった。
確かにめっちゃ明るくなった。「LEDそりゃ明るいわ。」
ということで、LEDの特徴を3つ挙げられた。
「①めっちゃ明るい ②切れない ③優しい」です。
この3つの心の持ち方がLEDの心なんです。
①「めっちゃ明るい」とは、どんな心なのか。
あの人、明るいなあ?天理教?そりゃ明るいわ。
それを目指して行きたいですね。しかし、ずーっと明るくいるのは難しい。」
天理教に『陽気づくめ』という言葉がある。
それは、ずっと陽気→陽気→陽気→陽気 です。
しかし、実は、世の中には思い通りにならない事ばっかりです。
そこを陽気に通るためには、「感謝」「お蔭」が必要なんですね。
②の「切れない」心とは、切ったり入れたりしてもLEDは切れにくい。
親神様は絶対に悪いようになさらない。ご存命の教祖が必ずお導き下さる。
全ての出来事に必ず意味がある。どんな節でも、神様も踏ん張るから
節から芽を出すように心がける。
③の「優しい心」とは、LEDライトはまぶしいくらい明るいけれども
甲子園球場のライトは人の目に優しくなるようにカバーがしてある。
教祖のお逸話に『優しい心になりなされや』とあり、また、おさしづに
『皆んな心持って、優しい、優しい心、持ってくれ。これより楽しみ無い。何処へ詣ったとて無いで。この道は天の道。放っておかん』M33.7.3
とある。
サッカーの応援団であるサポーターや、ケガをしたときのサポーターの様に
優しくサポートする心にならなければいけません。
『用に使わねばならんという道具は、痛めてでも引き寄せる。悩めてでも引き寄せねばならんのであるから、(略)。さあ/\勇め、勇め。(略)めんめんの心次第やで。』
おたすけに必要だから、身上事情にしるしを見せられて、お引き寄せ下さる。
だから、おたすけに使っていただけるよう「心作り」が重要なんです。
その心は「LEDの心」であり、陽気ぐらしの心であります。
『初めは、小さきよう始まる。・・・小さき処より始め掛け。・・・小さき処からぼつ/\と。・・・』M22.2.18
目指して行きましょう。陽気ぐらしの心、それが、LEDの心なんです。」
この先生の話を聞かせて頂いて、とても分かり易かったし
本当にその通りだと、感じた。特に『陽気づくめ』のこと。
陽気な心で毎日過ごせれば良いど、絶対にそうはいかない。
その時に忘れてはいけない事は、「感謝」、「お蔭」だと。
神様への報恩、感謝の心が一番大切な事なんだと改めて気づかされた。
年祭に向けての三年千日も折り返し地点となる。
前半の通り方を振り返り、後半の日々を陽気づくめの心、
LEDの心で親神様の用向き、おたすけに、
お使いいただけるよう心作りもしっかりやっていきたい。
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