令和8年3月 今月のことば

「全国236か所の児童相談所における令和6年度の児童虐待相談対応件数は 223,691件。」

※児童相談所における児童虐待相談対応件数とは、児童相談所が相談を受け、

援助方針会議等の結果、児童虐待と判断して指導や措置等を行った件数。(こども家庭庁)

 2月22日から23日にかけて、名古屋市にある一般社団法人青少年養育支援センター陽氣会が

開催する「CPAトレーナー養成講座」を聴講生として受講した。

私は、既に講演講師の資格を保有しているが、さらなるスキル向上を目的として聴講した。

 この「CPA」は、「コミュニカティブ・ペアレンティング・アプローチ」の

頭文字を取っている。全国各地で「イライラしない子育て講座」として開催されている。

私も、須坂市の「出前講座」他、今年度も数回講師として勤めた。

 陽氣会は「すべての親に子育ての喜びを すべての子どもに生かしの道を」

をミッションに、すべての親子が笑顔で暮らせる社会を目指して、

子ども・子育て支援を行っている。

具体的な目標は「児童虐待“0”を目指して‼」。「“0”を目指して」と言うと、

「“0”なんて無理でしょう」と言われてしまう。年間22万件も発生している訳だから

無理もない。

では、目標は、1万件?それとも千件?言い換えるなら1万件の虐待があっても

良いという事だろうか?

交通事故についても目指す数字は“0”件である。目標値は“0”だ。では、

目標達成に向けて何をしていくのか?

陽氣会は、主に4つの事業を展開している。(HP参照)

結果は決してゼロではないかも知れない。しかしながら、

川下で対症療法をしているだけでは虐待件数は増えるばかりだ。

川上から少しずつでも活動し、流れを変えていかなければいけない。

その為に全国各地で一人でも多くの人や、親御さんに講座を届けたい。

毎日毎日、その目標に向けて地道に頑張るしかない。私も微力ながら、頑張っている。

さて、話は変わるが、今年の1月26日には、「教祖140年祭」が

奈良県天理市にある天理教教会本部で執行された。それに向けて三年千日

それぞれの教会を中心として具体的な目標を掲げて勤めてきた。そして、

教会につながるお互いが親神様の思召しと教祖の親心に少しでも近づこうと

歩みを進めてきた。お陰様で当教会として定めた心定め(目標)を達成した。

成人した私たちの姿を教祖にご覧いただき、きっと喜んでくださったことでしょう。

どんな事でも歩みを前に進めようと思うなら、目標が必要である。

その目標を達成するには、何をしたら良いのかを具体的に考え、

それに向けて行動する。時々進捗状況を把握する事も必要だ。

例えば、1年間を振り返り、どれだけ前進できたのか。また、反省点はないだろうか、

などチェックする必要がある。今回の140年祭も、ひとつのチェックポイントであり

「節」と言っている。 天理教真柱様は、年祭当日のおことばで、

「今日をもって一つの区切りがついたが、陽気ぐらしの世界への道のりは、

まだまだ遠い。この長い道のりの道しるべとして、10年ごとに年祭という一つの

節目を設け、全教があらためて目指すべきところを確認し、心の向きを揃えて、

心のふしん、また形のふしんを進めて、道は今日の姿に至ったのである。」

と述べられた。親神様は、私たち人間が互い立て合いたすけ合う

陽気ぐらしをするの見て共に楽しみたい、と思召されて、人間をお創り下された。

それ故、神様から見れば、世界中の人間は皆子どもであり、故に人間お互いは

兄弟姉妹である。世界中の人間が陽気にくらすことをお望み下されている。

私たち道の子の目標は、世界中の人間の100%が陽気ぐらし出来ることだ。

しかし「陽気ぐらし世界への道のりは、まだまだ遠い。」

と真柱様はおっしゃられている。

前述のCPA講座で虐待“0”を目指すことと、この信仰で100%陽気ぐらし世界を

実現する事は、同じ方向を向いていると感じる。長い道のりではあるが、

目標に限りなくアプローチを進めて行けば、いつかゴールである目標を

達成出来る日が来るに違いない。遠い道のりかも知れないが、

それに向かって私は邁進したい。

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